1950-04-06 第7回国会 参議院 農林委員会 第21号
設けられてあつたのでありまするが、漸く農地改革の一応の完了を見ました機会におきまして、又その後非常に経済情勢も違つて参りました機会におきまして、その規定を改めまして、これはストップ価格という考え方でなしに、適正價格を設定して行くという、こういう思想に変えたのでありまして、この農地価格を設定する目的は農地を取得する自作農の経営を安定せしむることを旨として、農地価格というものが作られなければならん、農地價格
設けられてあつたのでありまするが、漸く農地改革の一応の完了を見ました機会におきまして、又その後非常に経済情勢も違つて参りました機会におきまして、その規定を改めまして、これはストップ価格という考え方でなしに、適正價格を設定して行くという、こういう思想に変えたのでありまして、この農地価格を設定する目的は農地を取得する自作農の経営を安定せしむることを旨として、農地価格というものが作られなければならん、農地價格
特にこの点は国が例えば先にお話があつたように、農地証券の問題とか、農地價格の問題等で矛盾があつて、改正せんければならんというようなことを言われましたけれども、そういう技術的な問題の結果としてこういう改正案ができたことになりますと技術的なものであつても、根本的には国の力というものが非常に弱められて、むしろ全然なくなつて、市町村に新しく設けられる農業委員会に委ねられることになると、私の申すのは結果として
○政府委員(山添利作君) 只今の問題は非常に重要な問題でありまして、農地價格そのものの現在の公定價格を如何に見るかというところに根本の問題があると思います。この點につきましては、前にこの委員會でも申上げたのでありますが、物の取引價格を見ます場合に、現在の小作料という點を中心にして考えますれば、七十五圓換算でやつております。これは今の決められた公定價格よりも高いことになるのであります。